鳥の診療
鳥の健康検査
小さな動物の健康は人間以上に予防が肝心です。鳥種はなおさらです。
病気を見せまいと懸命に振る舞っています。おかしいなと感じたら様子をみずすぐご来院下さい。
そして健康と思われているときにこそ ご来院下さい。
当院の鳥の健康検査
グラム染色による糞便検査、そ嚢検査、総排泄孔検査、後鼻孔検査、鳥の血液検査
糞便検査fecal examination
糞便材料より 寄生虫や細菌 メガバクテリア カンジタ 螺旋菌 原虫などの有無を顕微鏡で調べます。
環境の変化 温度の変化 ストレス下では 鳥の正常細菌叢は崩れて 体調を崩すことがあります。
正常の糞便のグラム染色では、鏡拡大/HPFで ほとんどがG陽性球菌、少しのグラム陽性桿菌がみられ クラム陽性の桿菌 イーストはマイナスです。
便の色も重要で 尿/尿酸塩は白く 明るい緑はビリルビン尿 肝疾患徴候に起因することがあります。