ホーム

症状

  • 脱毛
  • 外陰部が腫れる(メス)
  • 全身をかゆがる
  • 膀胱炎
  • 前立腺肥大
  • 前立腺膿瘍
  • 排尿障害
  • 脱毛
  • 尾の脱毛
  • お尻から体幹(胴体)に広がる脱毛
  • 脾腫(発症したフェレットの89%に見られます)

以下の症状が見られるようになるとかなり悪化しており、治療が難しくなります。

  • 痩せる
  • 貧血
  • 低血糖

診断

血液検査や超音波診断が有効で、早期から診断できます。

治療

外科療法

4~5歳までなら、手術をするのが最もよい治療方法です。両側性の場合には片側を全切除し、右半分を切除 あるいは凍結します(動脈に付いているため全部を切除することはできません)。手術をすれば、よい状態で生きられる時間が長くなります。外科療法の場合、すい臓のインスリノーマやリンパ腫が併発していることも多いあるので、手術前のチェックを必ず行う必要があります。 手術後は長期的に様子を見なくてはなりませんから、定期的にチェックを受けるようにしましょう。

薬物療法

老齢のフェレットで尿道閉塞などの併発症を持っている場合、慎重に外科療法を選択します。また、若くても全身状態が悪ければ、まず薬物療法(リュープロンなど)を用いて状態を改善してから手術を行うこともあります。すべてのフェレットに効果があるわけではありません。使用する場合、継続投与する必要があります。たいへん高価な薬剤です。

病気の進行と予防

症状を疑ったら早めに診察を受けて下さい


フェレット 副腎腫瘍 エコー検査 クッシング症候群