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腎障害
犬や猫で 特に高齢では、珍しくない主要な病気です。

初期のステージ1から、末期の4までに 区分されています。
ステージ1は、無症状なので、健康診断や手術前の検査で発見されます。
いずれにせよ、早期に発見して早めに治療をすることによって 症状が出るステージ2,3に進むことを遅らせたり、進行を阻止することができます。

症状 体重減少、脱水、多飲多尿、尿臭の低下、食欲低下、嘔吐などです。
   ステージ4 意識障害、痙攣、重度の不整脈

検査 尿のタンパク(早期、精査する)、
   血液検査で クレアチニン値、SDMA(早期)
   エコー検査、血圧測定
   腎臓そのもの以外の病気を調べる。
 治療を進めながら、検査で反応を確認していきます。
治療 
   ステージ1-3 水の補給を確実に。血圧が 160以上なら 降圧薬。腎臓療法食
          症状の緩和治療
   ステージ4  対症療法で 症状の緩和が、中心
   高血圧なら、血圧を160未満にすることが、重要になります。  慣れないと正確な測定ができませんので、まず測定に慣らすことから始めます。2回以上での値は、必要です。                             降圧療法は、腎障害の治療に重要で、タンパク尿も減らせますし、他の身体の臓器障害にも当然有効です。降圧療法の効果と低血圧になりすぎてないかの確認としても 安定するまで 測定を継続します。
糖尿病があれば、当然その治療もします。人でも 高血圧と糖尿病の治療は、中心の治療です。