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猫の角膜分離症は、主に猫ヘルペスウイルス1型(FHV-1)感染を原因とする、再発しやすい病気です。
以下に、一例として症例も記載します。

症例紹介 〜なかなか治らなかった「目の傷」のお話〜

■ ご来院時の様子
7歳の猫ちゃんが、
「片目の目ヤニが増え、しょぼしょぼしている」ということで来院されました。
以前にも同じ目に傷ができたことがあり、よくなったと思ったら再発する状態を繰り返していました。

■ 検査でわかったこと
目の表面を調べる検査(フルオレセイン染色)を行ったところ、
傷はあるものの、表面の膜がうまく定着していない所見がみられました。

このことから、
「角膜分離症(かくまくぶんりしょう)」
と呼ばれる、治りにくいタイプの角膜の傷が疑われました。

■ 治療内容
まずは点眼治療を行いましたが、治りが遅かったため、
・傷んで浮いている膜をやさしく取り除く処置
・抗菌点眼・角膜保護の点眼
・目をこすらないようエリザベスカラーの使用

を組み合わせて治療を行いました。

角膜分離症とは?

角膜分離症は、
目の表面の膜が下の組織にしっかりくっつかず、治りにくくなる状態です。

猫では、
・ヘルペスウイルスの影響
・慢性的な目の炎症
・軽いこすれや刺激

などがきっかけとなり、「一度治ったように見えても、また傷ができてしまう」という経過をたどることがあります。
詳しくは、ページトップのリンクから記事をご覧ください。


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