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将来的に義務化が検討されているマイクロチップ(以下MC)ですが、まだまだ獣医師にとっても、また、伴侶動物の飼育者にとってもその有用性を実感する機会が少ないのが現状だと思われます。
しかし、MCを装着していたことにより助かった命は確実に存在します。
平成26年に当委員会が行ったMCに関するアンケート調査でも「MCが入っていたことにより迷子の犬猫が無事に飼い主さんの元に帰る事が出来た」といった例が多く寄せられています。
「迷子になった時には有用です」と言っても、「室内飼育だから」「リードできちんと繋いでいるから」と思いがちです。
しかしながら実際には「雷に驚いて自宅から脱走」「宅配業者が来たときに逃げ出してしまった」「網戸が外れて逃げ出した」など日常のちょっとした事が迷子のきっかけになっていることが報告として多く寄せられています。
また、自宅近くで迷子になると近隣で保護されると思いがちですが、「東京都内で飼育されていた犬が千葉県市原市で保護されMCのおかげですぐに連絡が取れた」といったケースも寄せられています。
さらには「1年半放浪生活をしていた猫の身元がMCにより判明した」というケースもあります。
「うちの子に限って迷子にならない、迷子にしない」と考えがちですが、いつどんな状況(予期せぬ事)で迷子になるかわかりません。
予期せぬ事…、突然の災害もそのひとつです。
「東日本大震災の時に保護した犬の健康診断を依頼されました。念のためMCを確認し、ID照会から元の飼い主さんが判明しました。しかしながら元の飼い主さんは震災で遠隔地に引っ越されていて飼育できないということがわかり、保護した方が快く飼育することになりました。元の飼い主さんは震災の混乱で失ったと思っていた愛犬の無事が確認できたこと、愛犬の今後の生活が安心できると知り喜ばれていました。」
今回のアンケートではこのような震災時にMCが有用であったケースも寄せられています。
迷子になる前にやっておくこと、それは身元証明に役立つMCの装着です。
もちろん、MCを装着するだけでは迷子になった時に何の役にも立ちません。
確実に公益社団法人日本獣医師会への登録を行うことです。
当院は「マイクロチップで助かる命」をスローガンにMCの普及と登録の徹底を啓発してまいります。
皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。


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