歯の欠損
これらの状態は大変痛みを伴い、治療されないと歯髄は感染して壊死を 起こします。痛みは、歯髄がいったん完全に壊死し、膿汁もでてくるとやみます。しかし根尖膿瘍になるとすぐ戻り病状は進行した状態になります。
歯科レントゲンは、病変のある歯を特定して障害の程度を発見して、歯根尖周囲の疾病を評価するのに必要です。
動物は痛みをみせにくいので、気が付かないことがあります。
次のような症状があったら診察を受けて下さい。
- 顔面の膨張や膿うみがでている
- 歯からの出血
- 歯の変色: 灰色に紫色にする ピンクは歯髄病変を示します
- 歯冠の上の黒点
- 口を開けるのをいやがる
- 強く噛むことやもってこいを嫌う(作業犬で特に著しい)
- 棒やものをくわえることや運ぶことをしなくなる
- 遊びに興味を失う
- 固い食物を避ける
- 食べにくい様子
- 片方だけで咀嚼している
- 過度の唾液分泌
- 顎をガチガチさせる
- 絶え間なく舌を動かし舐める
- だるそう
- 不妊症と攻撃性がでる
病気の進行と予防
症状を疑ったら早めに診察を受けて下さい。